時の話題として毎回テーマを絞るのですが、事件や出来事が多発、今回は、ショートコメントとして二件取り上げてみたいと思います。 |
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「年金問題について」 |
何を今更というのが、皆さんの正直な印象だと思います。古い話になりますが、私が社会人一年生の折、先輩からお前達は厚生年金を払うだけで貰う事は無いよと宣言されました。三十年前の話です。年金は破綻する、昔から疑い様の無い事です。説得力有る受給可能説として、団塊の世代は不摂生でストレスが多いので、年金受給年令まで生きる人は少ないとする説、確かに受給資格の無い人は長生きしそうです。私からの提案です。年金は、今日の日本を築いてくれた先輩達への仕送りと思いましょう。資源を枯渇させ、環境破壊を進めた私達は後輩からの仕送りなど貰える訳が無いと思いましょう。 |
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「三菱自工について」 |
隠蔽、誤摩化しの気質は、何も三菱だけの企業文化という訳では無いと思います。会社の大小を問わず自社の生き残りを最大価値とする体質、他人の生命や社会的損失よりも自社の利益を優先させる傾向、日本の企業の殆どはそうではないでしょうか。モラルが落ちたとよく言われますが昔からそんなに企業経営者のモラルが高かったとも思えません。但、一代前の経営者は殆どが、戦後の混乱の中から立上がった創業者達ですから、自社の永遠の存続に対し強い執念を持っていました。自分が死んだ後も会社を残したいと思い、プライベートな時間や物、金を犠牲にしてきました。今日の経営者はどうでしょう?自分が現役で働いている間の企業の存続や繁栄を願っているものの、それ以降についての関心は薄い様です。
現代人の最大の欠陥は自分の人生限りでしか思いが至らない点だと思います。祖先も子孫も家族も他民族も自分と切り離す事は出来ない事を自覚したいものです。(村上) |