たまte箱 Vol.27 2004/7/26
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ナチュラル百姓ネット掲示板Vol.3 |
自己紹介を少しさせて頂きます。 まだ百姓を始めて十ヶ月です。自分の畑で始めてまだ四ヶ月で、半年間は山岸さんの圃場で研修をさせていただいておりました。何故百姓になったのかというと話は長くなりますので割愛しますが、・永く働ける(定年がない)・自らがつくることが出来る(現在の食に不安)・生産者と消費者を繋ぐ(大量生産大量消費型社会は生産者と消費者を分断した)・新資本主義(利潤の追求からの離脱、共生へ)への第一歩・農業をベースとした地方の再生(各都市・各ムラでの独自な歩みが地方を救い、更には日本を救うと信じています。)が理由としてあげられます。でもやっぱり一番の理由は自然が好きだったから…何か自然とともに歩みたかったというのが本音です。 でも、やっぱり百姓には簡単にはなれません。鋤や鍬だけでは、農業は出来ません。土づくりには化学式や微生物・バクテリア、イオンが関係しているそうです。成育には当然、光や温度・湿度、降水量や日射量、風などが微妙に関係しているようです。窒素・燐酸・カリ以外にも微量要素(マグネシウム・カルシウム等)も必ずチェックしなければなりません。そういう科学をベースに日々観察することが重要です。 |
(キャプション)森田さん |
百姓は読んで字のごとく百の姓を持つと言います、つまりある時は大工さん、ある時は電気屋さん、ある時は調理人、ある時は天気予報士、何でもこなさないと日々の仕事がはかどりません。そして最も大切なのが、子育てのように植物と接し、甘やかすことなく、厳しく、かつ愛をもって優しく接することのような気がしている今日此の頃です。 日々の過ごし方等詳細についてはホームページをご覧下さい。 http://yrs.fc2web.com/ |
ユリサ・ファーム(滋賀県野洲町) 代表 森田 清和 今春より循環型のハウス野菜の栽培に取り組む予定です。ハウス野菜は主に完熟大玉トマトです。エネルギーの循環も追求していきたいテーマの一つです。 |
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