京都養鶏の敷地内に発足した宇治・城陽にんじんクラブも早いもので半年になります。夏の日差しの中で汗と種を落とし、今ではにんじんの葉は鮮やかな緑をたたえています。 農産物など植えられたことの無い土地に畝を作り、石をひらい堅い土と格闘して、ほんの少し畑らしくなってきました。最初は大型ショベルカ−でつくってもらった畝を見て、‘これに枕木とレ−ルを敷くと京阪電車が走れるぞ’と大笑いしました。 作物とは、自然とはやはり力強くしぶといものだと感心します。 休耕田は年々広がり、農家は年々減っていっても、それでも新しい畑(モドキ?)と素人生産者は生まれています。 わずか三畝のにんじん畑ですが、元気に育つことを願い職員は毎日交替で畑へ水やりに通いました(にんじんの植わっている30センチ幅だけ砂地にしたため保水力ゼロ)。畑のすぐそばにイノシシの足跡がたくさん見つかり大急ぎでイノシシよけの柵を作りました。柵がどんなものか想像できない職員もいてヘンなもの?を準備したり・・。皆で大笑い。それでもなんとかりっぱな柵ができました。 2005年12月4日の収穫日には、会員さんと職員、80名以上が集います。 沢山の人達と一緒に自然の恵みに感謝したいと思います。 京滋センタ− 村上 忠政 |
■安心はお金で買うことは出来ません。 私たち関西よつ葉連絡会は、30年前に産声を上げて以来一貫して、安全な食べもの、自然な食べもの、添加物を使わない食べもの、農薬を極力使わない食べものにこだわってきました。生産・流通・消費を通じて、人と人との信頼関係があってこそ安全な食べものは生みだされます。それが30年の活動の中から得た、私たちの確信です。どんな法律を作っても、どんなに厳しい規制を行っても、つくる人と食べる人、そして運ぶ人の信頼関係がない限り本当の安全もありません。 食べものをめぐる様々な事件にメーカーやスーパーばかりでなく農協や生協までもが関わっていました。本来、生協は消費者の組織であるはずなのに、結果として消費者を裏切ってしまいました。いくつもの生協が生産者を「契約違反による損害賠償」で裁判に訴えていますが、一方的に生産者の責任を追及するだけでいいのでしょうか。生協と生産者の信頼関係はどうなっていたのでしょうか。 ■4つの農場を持っている事が私たちの自慢です。 私たちは4つの農場と7つの食品加工工場を持っています。どこの生協や団体でも、農場や工場から直接食べものが届けられているように表現されていますが、それは「委託」や「契約」による栽培や生産で直営ではありません。私たちは自前の農場や工場にこだわり、自らも生産に関わることで、顔の見える関係を実現し、消費者の信頼を生み出してきました。同時につくる苦労とつくる喜びを分かちあうことで、生産者との絆も深めることができました。たとえば、BSE(狂牛病)が問題になった時には、自前の農場で育てた牛を自前の食肉工場で加工していることが信頼され、肉類の注文が増えました。また、それらの農場や工場はいつでも見学、体験参加していただくことができます。私たちも研修で農場に泊りこんで牛のエサやりやフンのそうじなどを体験しています。単なる消費者団体ではなく、生産、流通、消費をつなぐ団体だからこそ、できることです。 ■生産・流通・消費をつなぐ関西よつ葉連絡会のとびらを開いてください。 身の回りにあふれる様々な食べものの中から、本当に体にいいもの、安心して食べられるものを見つけ出すのは大変なことです。でも、少しだけ見る角度を変えてみて下さい。「モノよりもヒトにこだわる」つまり、誰が作ったのか、誰が届けてくれたのかそんな角度から見れば安心して食べられるものが見えてきます。「キチンと食べる」ことはそんなにむずかしいことではありません。あなたもとびらを開いてみて下さい。 |
名称 : | 関西よつ葉連絡会 株式会社 よつ葉ホームデリバリー京滋 |
代表 : | 村上 忠政 |
住所 : | 京都府久世郡久御山町市田石橋3 |
電話 : | 0774−21−8170 |
フリーダイアル: | 0120−50−8170 |
ファックス: | 0774−28−0319 |
E-MAIL : | uji@kita-osaka.co.jp |
設立 : | 1999年10月21日 |
資本金 : | 1000万円 |