春
(4月〜6月): |
新年度の移動動物園シーズンがスタートです。サクラが満開になったころから動物たちも人も動きやすい季節になり、慌ただしく巡回が始まります。春のシーズンでは、近畿地方はもちろんのこと中国地方(岡山・鳥取・島根県)まで巡回します。 |
夏
(6月下旬〜8月): |
移動動物園巡回が終了したら、林間学校や飼育ツアーの準備です。そして、地元農家の方が刈った畦草を回収し、飼料として使う作業を始めたりとこれまた慌ただしいのが続きます。
毎年隣の能勢農場と協同して行っている林間学校は、年ごとにテーマ・スケジュールを決め、オリエンテーション・川遊び・キャンプ場準備など予定をたてます。毎年約150〜180人の小学生の子どもたちが参加してくれます。飼育体験ツアーは、独自の企画で、年2回実施しています。エサやり・掃除・畦草取り・動物勉強会など、飼育員の仕事を体験してもらおうという企画です。 |
秋
(9月〜12月上旬): |
慌ただしく過ぎた暑い夏。少し落ち着きたいところですが、休む間もなく1年で一番忙しい季節、秋の移動動物園シーズンスタートです。厳しい暑さも和らぎ山が紅や黄に色づき始めるころ、巡回は福井・広島県まで足を伸ばします。気候がいい季節なので動物たちも気持ちが良さそうです。 |
冬
(1月〜3月): |
新年明けまして、能勢に雪がちらつく頃、やっと落ち着きます。が、今まで気になって出来なかった細かい作業をこなし、移動動物園のトラックのペンキ塗りや修繕をする毎日です。2月に入ると年度末の移動動物園が始まります。3月は、新年度のご予約開始で電話の前から動けない状態になります。 |